その男☆ナルシストにつき!!
「そうですか。これが本当だったら、面白かったんですけどね。」
フッと笑った。
「面白かった?」
「W不倫で、記事が書けたのに…。」
ため息混じりに話しながら、写真を封筒に閉まった。
「W不倫なんてしてません。」
あたしと七瀬が不倫て言いたいんでしょ?!
「そうですよね。…宮元さん、本当に黒崎さんと結婚してるんですか?」
「それ、どういう意味ですか?」
ムキになっちゃう。
「仮面夫婦なんて言いますけど、本当に仮面…結婚してなかったりして。」
「失礼な!!あたしと黒崎はちゃんと結婚してます。仮面夫婦っぽいけど、それはお互いが忙しいからだし。」
「なるほどね。」
「なるほどって…何が聞きたいんですか?あたしと七瀬のことですか?莉南さんと七瀬のことですか?黒崎が結婚してないと、なにが困るんですか?」
「気分を害されたみたいですいません。記者なもんで、つい要らない事まで聞いてしまって。本当に申し訳ない。」
立ち上がって、深々と頭を下げた。
「…全部が事実無根です。それが分かっていただければいいです。」
それだけ言うと、席を立って外に出た。
フッと笑った。
「面白かった?」
「W不倫で、記事が書けたのに…。」
ため息混じりに話しながら、写真を封筒に閉まった。
「W不倫なんてしてません。」
あたしと七瀬が不倫て言いたいんでしょ?!
「そうですよね。…宮元さん、本当に黒崎さんと結婚してるんですか?」
「それ、どういう意味ですか?」
ムキになっちゃう。
「仮面夫婦なんて言いますけど、本当に仮面…結婚してなかったりして。」
「失礼な!!あたしと黒崎はちゃんと結婚してます。仮面夫婦っぽいけど、それはお互いが忙しいからだし。」
「なるほどね。」
「なるほどって…何が聞きたいんですか?あたしと七瀬のことですか?莉南さんと七瀬のことですか?黒崎が結婚してないと、なにが困るんですか?」
「気分を害されたみたいですいません。記者なもんで、つい要らない事まで聞いてしまって。本当に申し訳ない。」
立ち上がって、深々と頭を下げた。
「…全部が事実無根です。それが分かっていただければいいです。」
それだけ言うと、席を立って外に出た。