その男☆ナルシストにつき!!
ホドケてしまいそうな気持ち
いるなんて確信ないのに。
怒りの勢いだけでマンションに来てしまった。
ピンポ~ン
インターホンを押す。
「伊吹?」
声で驚いてるのが分かった。
「ちょっと、話があるんだけど。」
こっちは怒り全開。
すぐにオートロックが開いて。
玄関の鍵まで開いてた。
ズカズカとリビングに入っていった。
「七瀬!!!なにやってんのよ!!!」
大きな声が部屋の中に響いた。
「何だよ?急に…。」
そりゃ、ビックリするでしょ。
いきなり怒鳴られたら。
「七瀬、男としても人としても最低だよ!!」
あたしの怒りは止まらないんだから。