その男☆ナルシストにつき!!
「亀本さん?!どうしてここに?」


どこにでも現れるんだから!!


「実は、取材できてたんです。」


「城金兄のですか?」


「あぁ~、アレは本人に頼まれたんですよ。」


絶対に嘘だ。


そんなハズないでしょ?!


「考えられません。」


「信用はしなくてもいいけど。本人に言わせると、注目が集まるからって。まぁ、幼なじみを公言すれば、おおやけに会えますしね。」


笑って答えた。


そうだったのか。


公言しても、絶対にもみ消されるし。


もし、どこかで見られても、幼なじみってなってれば噂も立たないし。


だから、今日にぶつけたんだ。


「おかげで、マキのライブ見れなかったんですけど。」


怒りをこらえながら、笑顔で嘘をついた。


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