その男☆ナルシストにつき!!
「亀本さん、ありがとう。」


急いで事務所まで走り出した。


「おい!!会見どうするんだ?」


「戻ってきます。」


手を大きく上げた。


舞台挨拶まで2時間はあるし。


早く伊吹に確認したかった。


『あたしは、ちゃんと答えたよ。』


って、試写会の日に言ってたのは、オレの気持ちに答えたって事だったのか?


ごめん。


気づかなくて…。


今度はオレが答えに行くから。







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