その男☆ナルシストにつき!!
「しょうがないな。」


まったく。


黒崎もマキには、かなわないんだから。


顔が緩んでるよ!!


「本当に、結婚してたんだ。」


七瀬と城金兄が、マキと黒崎見て驚いてる。


「うん。マキの素敵な旦那様。」


ハートが飛び交っちゃってるよ。


何食わぬ顔して、マキの座ってた所に座った。


甘えてくれたおかげで、席は確保できた。


ホッとしたはずなのに、痛い視線を感じる。


目の前に、あえて目線は向けない。


「宮元、遠慮しなくていいのよ?七瀬がキレる前に。」


いや…


だから、視線合わせないようにしてるんだって。


「やめてよ。今日はマキ以外は、黒崎の隣はNGです。」


ムッとした顔した。


「ああ見えて、七瀬は独占欲強いから。」


城金兄まで何を言う。


「七瀬くん、明日から仕事に影響出るかもね。」


莉南さんまで…。


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