その男☆ナルシストにつき!!
あたしの軽率な行動で、週刊誌に掲載されそうになったの怒ってるのかな?
緊張しながら城金兄の後ろを歩いていた。
ピタリと城金兄の足が止まった。
そこは、廊下の突き当たり。
右側には少し奥まって、仮眠室がある。
仮眠室の扉の前のポッコリと少し開いたスペース。
確かにここなら、誰かに話を聞かれなくていいかも…。
「あの、ごめんなさい。」
あたしが謝ると同時だった。
「ごめん。」
城金兄が頭を下げた。
「えっ?何がですか?」
あたしが謝られる覚えはないんだけど…。
「弟の事、黒崎さんから聞いたよ。」
「弟の事って?」
思い当たるふしがない。
しかも黒崎からでしょ!?
「猫の死体とか送りつけたんだって?」
なんで城金兄が知ってるの?
…マキだ!!
マキが黒崎に言ったんだ。
あれほど喋るなって言ったのに。
どうして喋っちゃうかな!?
大体、悪いのは七瀬であって、城金兄に文句言っても仕方ないし。
「はぁ…まぁ…。」
そう答えるしかなかった。
「そんな事、するようなヤツじゃないんだけど…。オレからよく言っておくから。」
「もう、何もされてないんで気にしなくて大丈夫ですよ。」
ニッコリと笑った。
「本当にごめん。」
深々と頭を下げられると、どうしたらいいものか。
戸惑っちゃうじゃん。
緊張しながら城金兄の後ろを歩いていた。
ピタリと城金兄の足が止まった。
そこは、廊下の突き当たり。
右側には少し奥まって、仮眠室がある。
仮眠室の扉の前のポッコリと少し開いたスペース。
確かにここなら、誰かに話を聞かれなくていいかも…。
「あの、ごめんなさい。」
あたしが謝ると同時だった。
「ごめん。」
城金兄が頭を下げた。
「えっ?何がですか?」
あたしが謝られる覚えはないんだけど…。
「弟の事、黒崎さんから聞いたよ。」
「弟の事って?」
思い当たるふしがない。
しかも黒崎からでしょ!?
「猫の死体とか送りつけたんだって?」
なんで城金兄が知ってるの?
…マキだ!!
マキが黒崎に言ったんだ。
あれほど喋るなって言ったのに。
どうして喋っちゃうかな!?
大体、悪いのは七瀬であって、城金兄に文句言っても仕方ないし。
「はぁ…まぁ…。」
そう答えるしかなかった。
「そんな事、するようなヤツじゃないんだけど…。オレからよく言っておくから。」
「もう、何もされてないんで気にしなくて大丈夫ですよ。」
ニッコリと笑った。
「本当にごめん。」
深々と頭を下げられると、どうしたらいいものか。
戸惑っちゃうじゃん。