その男☆ナルシストにつき!!
「大丈夫ですから。頭を上げて下さい。」
城金兄の顔を覗き込んだ。
「宮元さん、いつも迷惑掛けてごめん。」
切なそうに頭を上げた。
「いつもだなんて。悪い事したのはあたしの方だし。気にしないでください。」
週刊誌の件も、七瀬の件も…。
城金兄は、何も悪くないのに。
そんなこと言われちゃったら、どうしていいか分かんなくなっちゃうよ。
「そんなことないよ。宮元さんには、本当に感謝してるし。」
ここまで城金兄に言われたら、七瀬の事を許すしかないじゃん。
きゅんと胸が切なくなっていく。
「そんな。あたしこそ、忙しいのにありがとうございました。」
頭を下げた。
「いいんだ。また、元気な宮元さんに戻ってくれるなら。」
「はい。」
頭を上げると、元気よく答えた。
「じゃ、オレすぐにアメリカ戻らなきゃだから。」
…アメリカに戻る?
帰ってきたばっかりなのに?
「戻るって…。」
「やっぱり、謝るならちゃんと顔が見たかったから。」
笑顔で手を振って帰って行った。
うそ!?
わざわざ謝るために帰ってきたの!!?
城金兄の顔を覗き込んだ。
「宮元さん、いつも迷惑掛けてごめん。」
切なそうに頭を上げた。
「いつもだなんて。悪い事したのはあたしの方だし。気にしないでください。」
週刊誌の件も、七瀬の件も…。
城金兄は、何も悪くないのに。
そんなこと言われちゃったら、どうしていいか分かんなくなっちゃうよ。
「そんなことないよ。宮元さんには、本当に感謝してるし。」
ここまで城金兄に言われたら、七瀬の事を許すしかないじゃん。
きゅんと胸が切なくなっていく。
「そんな。あたしこそ、忙しいのにありがとうございました。」
頭を下げた。
「いいんだ。また、元気な宮元さんに戻ってくれるなら。」
「はい。」
頭を上げると、元気よく答えた。
「じゃ、オレすぐにアメリカ戻らなきゃだから。」
…アメリカに戻る?
帰ってきたばっかりなのに?
「戻るって…。」
「やっぱり、謝るならちゃんと顔が見たかったから。」
笑顔で手を振って帰って行った。
うそ!?
わざわざ謝るために帰ってきたの!!?