その男☆ナルシストにつき!!
「あっそ。だったら、15回も見る時間あるなら、特技でも磨いて芸の幅を広げれば?」
気のせいかも?だから、名前の事は流して知らん顔。
「なんだよそれ?オレにだって、特技くらいありますから。」
「へぇ〜、何ができるって言うんですか?」
イヤミったらしく聞いた。
「胡弓(こきゅう)。昔ドラマの撮影で覚えたんだ。腕前が良すぎて、胡弓貰ったくらい。」
誇らしげに言っちゃって。
「胡弓って沖縄の三味線でしょ?だったら、その腕前とやらを聞きましょ?上手いかどうかは、あたしが判断する。」
腕組みしながら、チラリと七瀬を見た。
「伊吹の判断てなんだよ?そう言う伊吹こそ、特技があるんだろうな?学生時代の部活の延長線は却下だからな。」
ふてくされてムキになってる。
やっぱり、聞き間違いなんかじゃない。
どうしちゃったの?急に。
何かの作戦かしら?
怖くて突っ込めない。
「残念。あたしは学校行ってないから。」
気づかない振りして普通に答えた。
「行ってないって?」
「引きこもりだったの。毎日家でパソコン三昧。だからネットに詳しいわけ。仕事も事務所の社長が今の部署を立ち上げる時に、ネットに詳しい人を探してたんだ。その話を聞いたマキがあたしを推薦したの。…まぁ、今の部署はみんなそんな感じの人ばっかりだから。ある意味、ネットのプロ集団?!」
首を傾けながら笑った。
七瀬は何も言わず立ち上がると、クシャッとあたしの頭をなでて、部屋に入って行っちゃった。
気のせいかも?だから、名前の事は流して知らん顔。
「なんだよそれ?オレにだって、特技くらいありますから。」
「へぇ〜、何ができるって言うんですか?」
イヤミったらしく聞いた。
「胡弓(こきゅう)。昔ドラマの撮影で覚えたんだ。腕前が良すぎて、胡弓貰ったくらい。」
誇らしげに言っちゃって。
「胡弓って沖縄の三味線でしょ?だったら、その腕前とやらを聞きましょ?上手いかどうかは、あたしが判断する。」
腕組みしながら、チラリと七瀬を見た。
「伊吹の判断てなんだよ?そう言う伊吹こそ、特技があるんだろうな?学生時代の部活の延長線は却下だからな。」
ふてくされてムキになってる。
やっぱり、聞き間違いなんかじゃない。
どうしちゃったの?急に。
何かの作戦かしら?
怖くて突っ込めない。
「残念。あたしは学校行ってないから。」
気づかない振りして普通に答えた。
「行ってないって?」
「引きこもりだったの。毎日家でパソコン三昧。だからネットに詳しいわけ。仕事も事務所の社長が今の部署を立ち上げる時に、ネットに詳しい人を探してたんだ。その話を聞いたマキがあたしを推薦したの。…まぁ、今の部署はみんなそんな感じの人ばっかりだから。ある意味、ネットのプロ集団?!」
首を傾けながら笑った。
七瀬は何も言わず立ち上がると、クシャッとあたしの頭をなでて、部屋に入って行っちゃった。