聖男子マリア様!? 聖なる騎士と天の歌姫

そんなオレとミカエル様の間に割り込むように、なんか三人女子がどーっとすっごい勢いで入ってきた。


「ミカ様、わたくしども1-Aのネコ耳喫茶からまいりました。

先輩の元にいきなり押しかける御無礼をお許しください。」


すっげー丁寧にお辞儀する女子三人。

つーか、皆さまとってもお可愛いですね。

プププッ。

天使様はずいぶんとおモテになりますねー。


って、やべぇ。

調子に乗り過ぎだ。


ミカエル様の目の奥に苛立ちメキメキ沸き立っているのがみえる。



ややや。
そんな目で睨まないでくださいよ。

ヤキモチ。

そ。

ヤキモチですって。


「どうかそんな些細なこと、お気になさらずに。いつでもおいでください。歓迎いたします」


どの口がそんなこと言ってんだかなー。



「「「キャ~~~♪」」」



騙されすぎだ、女子!!
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