宝石の封印

決意と運命

「「イザナ様?」」



あたしがずっと
黙っていたのが
不思議に思ったのか
二人は
心配そうにあたしの
顔をのぞきこむ








「ルイスは大丈夫だよ」


「恐い人じゃないです」




二人はあたしが
心配していた事を
見事についた





「イアル……キアル…」





そうだ……


もう一度信じよう…
そう決めたのに…




あたしはレンを
信じてる…





もちろんスティルドも…




二人が信じた人間を
疑うなんて最低だ…
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