王子様はイジワル転校生!
でも自分の席に戻るだけで、緊張しちゃうよ…。


でも決めたんだ。


あいさつはしようって。



工藤君に目を向けると、窓の外を見てた目がゆっくり私に向けられた。




「ぉは……」
「おす……」



同じタイミングに思わずビックリすると、軽く微笑む工藤君。



「おす」


「…ぉ・おはよー」



見れると思わなかった微笑みにドキドキしながら、思わず私も微笑んで、席に座った。


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