王子様はイジワル転校生!
「笑った事も一昨日の事も謝る。でも、大和って言うのが気に入らねぇ。何でだよ」
「えっ…何でって…大和君は大和君だから」
「フン…何だそれ。1年の頃からそう呼んでんのか」
「そうだよ。そう呼ぶ以外、他に…」
あっ!まさか…っ!
「く・工藤君…っ!!」
「あ?」
「大和って…名前じゃないよ…?名前は、のり……のりふみ君っ!!」
不機嫌だった工藤君は、ダランと壁に寄り掛かり額に手を当てて、ズルズル床に座り込んだ。
「えっ…何でって…大和君は大和君だから」
「フン…何だそれ。1年の頃からそう呼んでんのか」
「そうだよ。そう呼ぶ以外、他に…」
あっ!まさか…っ!
「く・工藤君…っ!!」
「あ?」
「大和って…名前じゃないよ…?名前は、のり……のりふみ君っ!!」
不機嫌だった工藤君は、ダランと壁に寄り掛かり額に手を当てて、ズルズル床に座り込んだ。