王子様はイジワル転校生!
「じゃ、俺、部活だから」
あ…そうだよね。
遅れたりしたら大変だ。
「ゴメン、時間取らせて…部活…頑張ってね!!」
「謝んな。それにな〜!!」
「ちょっ…!!」
目をギラつかせ、いたずらに笑いながら乱暴に頭を撫でる工藤君。
手で押さえようとすると片方の手も頭に乗せ、両手を使ってシャンプーみたいにワシャワシャする。
「お前に言われなくても頑張ってんだよ!負けたくねぇからな」
…そっかー…サッカー部って人数多いもんね。
レギュラー争いしれつなんだ…。
「じゃ!ケガしない程度に!」
髪の毛を直しながらそう言うと、工藤君は少し首をひねり、フッと笑って、また私の頭にポンっと手を乗せた。
あ…そうだよね。
遅れたりしたら大変だ。
「ゴメン、時間取らせて…部活…頑張ってね!!」
「謝んな。それにな〜!!」
「ちょっ…!!」
目をギラつかせ、いたずらに笑いながら乱暴に頭を撫でる工藤君。
手で押さえようとすると片方の手も頭に乗せ、両手を使ってシャンプーみたいにワシャワシャする。
「お前に言われなくても頑張ってんだよ!負けたくねぇからな」
…そっかー…サッカー部って人数多いもんね。
レギュラー争いしれつなんだ…。
「じゃ!ケガしない程度に!」
髪の毛を直しながらそう言うと、工藤君は少し首をひねり、フッと笑って、また私の頭にポンっと手を乗せた。