王子様はイジワル転校生!
「ルイちゃん!」
「ん?」
隣の香奈ちゃんが手招きして、私の耳に手を当てた。
「…工藤君と何かあったら教えてね!」
「なっ…!!」
何かって!!
ニコッと笑う香奈ちゃんをバッと見てると工藤君が戻ってきた。
工藤君は私と香奈ちゃんを交互に見て、少し首を傾げて自分の席に座る。
「ねっ!ルイちゃん!」
な・なんて言えばいんだろ…。
この通り、すっかりバレてしまって、早く付き合っちゃえ!!って言われてる…。
テストの最終日に木下さんは工藤君にフラれた。
そう、噂を聞いてから。
でも、聞く前からなんとなく解ってたんだ…。
工藤君は言わないけど、あの日の事がそう思わせる。
「ぅ・うん…」
期待しちゃっていいのかな…って…。
「ん?」
隣の香奈ちゃんが手招きして、私の耳に手を当てた。
「…工藤君と何かあったら教えてね!」
「なっ…!!」
何かって!!
ニコッと笑う香奈ちゃんをバッと見てると工藤君が戻ってきた。
工藤君は私と香奈ちゃんを交互に見て、少し首を傾げて自分の席に座る。
「ねっ!ルイちゃん!」
な・なんて言えばいんだろ…。
この通り、すっかりバレてしまって、早く付き合っちゃえ!!って言われてる…。
テストの最終日に木下さんは工藤君にフラれた。
そう、噂を聞いてから。
でも、聞く前からなんとなく解ってたんだ…。
工藤君は言わないけど、あの日の事がそう思わせる。
「ぅ・うん…」
期待しちゃっていいのかな…って…。