王子様はイジワル転校生!
メンバーに、おつかれ!や、おめでとう!と声を掛ける人や、差し入れを渡す女の子達。
工藤君と霧島君の周りにもそんな女の子達が集まっている…。
「ルイ、工藤君の所、行ってきたら?これから用事があるんでしょ?もう12時過ぎちゃったし…」
「ぅん…でも…」
あの中に入る勇気がないのもあるけど、ゴールを決められなかった悔しさ、からかな…。
頭にタオルを掛けてるからどんな表情をしてるのか解らないけど、話し掛けんなオーラが…。
……今は、そっとしておいて欲しいのかも…。
そう思ってる間に、工藤君は女の子達の間を縫って校舎に戻っていった…。
「もう!一言ぐらいさ〜!!本当!冷たいんだから!」
「朱里〜!!」
「ゴメンゴメン!……悔しんだね…」
私は朱里に軽く微笑んで、しばらく校舎を眺めていた。
工藤君と霧島君の周りにもそんな女の子達が集まっている…。
「ルイ、工藤君の所、行ってきたら?これから用事があるんでしょ?もう12時過ぎちゃったし…」
「ぅん…でも…」
あの中に入る勇気がないのもあるけど、ゴールを決められなかった悔しさ、からかな…。
頭にタオルを掛けてるからどんな表情をしてるのか解らないけど、話し掛けんなオーラが…。
……今は、そっとしておいて欲しいのかも…。
そう思ってる間に、工藤君は女の子達の間を縫って校舎に戻っていった…。
「もう!一言ぐらいさ〜!!本当!冷たいんだから!」
「朱里〜!!」
「ゴメンゴメン!……悔しんだね…」
私は朱里に軽く微笑んで、しばらく校舎を眺めていた。