王子様はイジワル転校生!
……ん?もしかして…。


部活で疲れて帰ってきて……あー!!もう少し、後に掛ければ良かったかな…。



「ゴメン、工藤君…起こしちゃって…」


「………ルー…?」


「ぅ・うん…!ゴメンね?」



本当、私って…!!
でも、起きたばかりの工藤君の声が、少し擦れてて…それが、妙に色っぽくて、ボッと顔が熱くなってきた…。



「……んー…どうした…」


「…ぅ・うん!あのね…金曜日か日曜日の夕方、暇かなーと思って…!良かったらなんだけど…一緒にお祭りに行かない…?」


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