王子様はイジワル転校生!
「なぁ、まだかな…」
「…まだ約束の10分前だろ」
神社の鳥居前で高野とルーを待っている俺達。
でも、そう言っても浩司は人の間を縫って、さっきから行ったり来たりしている。
「少しは落ち着けよ…」
「落ち着いてられっかよ!!浴衣だぞ!?浴衣っ!!お前も楽しみなくせにー」
「うるせぇよ…」
ニヤーッと笑って、肘で突っ突いてきた腕を、思いっきり払った。
楽しみ…?
そう聞かれて、じゃない・と言えば嘘になる。
そりゃ当然、気になる。
でも、コイツのテンションには付いてけねぇ…。
「なぁ!変じゃね?」
………高すぎる…。
「…まだ約束の10分前だろ」
神社の鳥居前で高野とルーを待っている俺達。
でも、そう言っても浩司は人の間を縫って、さっきから行ったり来たりしている。
「少しは落ち着けよ…」
「落ち着いてられっかよ!!浴衣だぞ!?浴衣っ!!お前も楽しみなくせにー」
「うるせぇよ…」
ニヤーッと笑って、肘で突っ突いてきた腕を、思いっきり払った。
楽しみ…?
そう聞かれて、じゃない・と言えば嘘になる。
そりゃ当然、気になる。
でも、コイツのテンションには付いてけねぇ…。
「なぁ!変じゃね?」
………高すぎる…。