王子様はイジワル転校生!
「教室に居ないと思ったら、ここに居たんだね!」


「う、うん!」


同じクラスでも、この2人とはあんまり話した事がない。

なんか緊張しちゃうよー。

すると朱里が


「ここでお昼?私達そろそろ戻るから」


そう言って、テキパキとお弁当を閉まって、立ち上がる。

私は、何で!?と思いながら、慌ててお弁当を閉まい立ち上がった。


「じゃ行くから」


朱里が言うと


「あっ、そーいえばぁ、相沢さぁん!最近、優とよく話してるよねぇ?」


す、すぐる…?……あ!


「そんな事ないよ!」


言うともう1人が、え?と口を開く。


「話してるじゃ~ん!
良かったよねぇ席が後ろで。これから、他の女子にムカツクとか言われないといいけど」


言い終えると2人の女の子は揃って意地悪く笑った。


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