王子様はイジワル転校生!
家を出る前だったから対戦校も知らなかったし、


応援に行きます・とか…色々…考えちゃったけど……



「サッカーボールのデコメ付けて、試合、がんばって・ってメールした」


「そっか!忘れてなかったんだね!エライ、エライ!」


「そんな朱里は〜?応援プラス、好き好きメールだったりして〜」



そう、ニヤニヤしながら肘で突っ突くと顔を赤くしながら、小走りで先に行ってしまった。



どうやら…図星だったみたい…。



「ふふっ!朱里ちゃーん!待ってー」



私は、またクスクス笑いながら、朱里を抜かして先に学校の門をくぐった。


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