王子様はイジワル転校生!
幾らなんでも、私にだって解る。
工藤君に、話を逸らされてる。
……工藤君、言いたくないって事…?教えたくないって事…?
「おい…」
振り向いた工藤君が手を引っ張った。
嫌だな…私…。
……ウザくなってる。
「……8日」
「えっ…?」
よく聞こえなかった。
顔を上げると、工藤君の顔が街灯の下じゃなくても赤いのが解った。
「…8月8日だ。2度も言わすな」
「あっ、ありがと…。ゴメンね」
工藤君が私の手を引き歩きを再開する。
…8月8日かぁ…。
……あれっ、8日って…
「えぇっ!!?」
試合があった日!!!
工藤君に、話を逸らされてる。
……工藤君、言いたくないって事…?教えたくないって事…?
「おい…」
振り向いた工藤君が手を引っ張った。
嫌だな…私…。
……ウザくなってる。
「……8日」
「えっ…?」
よく聞こえなかった。
顔を上げると、工藤君の顔が街灯の下じゃなくても赤いのが解った。
「…8月8日だ。2度も言わすな」
「あっ、ありがと…。ゴメンね」
工藤君が私の手を引き歩きを再開する。
…8月8日かぁ…。
……あれっ、8日って…
「えぇっ!!?」
試合があった日!!!