王子様はイジワル転校生!
急がなきゃ。


いくらお兄ちゃんでも待たせちゃ悪いし。



その後、何人かに、帰るの?と声を掛けられ説明してたら結構時間が経ってしまった。


椅子には座らず教科書やノートをカバンの中にポンポン入れる――。



すると、ん?ジーッと見られてる視線に私は気付いた。



「簡単に起きるってやつちょっと考えてみるね」


「ちょっとじゃなくおもいっきり考えろ」



解んねぇと思うけど・ってニヤっと笑う。


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