王子様はイジワル転校生!
3
おしゃれさんと読書の友
「く・工藤君、これ…」
「あ?なんだよ」
ヨーグルトのお返しにコーラをあげた。工藤君はコンビニ袋の中を見て、顔を上げると
「やるよ」
「えっ!?コーラ…ダメだった?」
「いや、お返しだろ。だからいらねぇ」
「じゃ、そうと思わずに!!」
バッっと前に出すと工藤君はニヤッと笑った。
「じゃ、これはいらねぇけど……」
どんどん近付いてくる工藤君の顔。
固まってしまって、ジーっと工藤君を見ていたら、チラッと私の口元を見て、アゴをそっと触り、首を少し傾け、目を瞑り
「あ?なんだよ」
ヨーグルトのお返しにコーラをあげた。工藤君はコンビニ袋の中を見て、顔を上げると
「やるよ」
「えっ!?コーラ…ダメだった?」
「いや、お返しだろ。だからいらねぇ」
「じゃ、そうと思わずに!!」
バッっと前に出すと工藤君はニヤッと笑った。
「じゃ、これはいらねぇけど……」
どんどん近付いてくる工藤君の顔。
固まってしまって、ジーっと工藤君を見ていたら、チラッと私の口元を見て、アゴをそっと触り、首を少し傾け、目を瞑り