王子様はイジワル転校生!
「相変わらず仲良しだね〜♪」
今週から夏服に変わったのと同時に、下ろしてたサラサラヘアをお団子に変えた朱里がニコニコで言う。
「そんな事ないよ!もうっ!!お腹すいたっ!」
テキパキお弁当を広げモグモグ食べる私を朱里はクスクス笑って
「最近、ルイが可愛く見える♪あ!ルイっ!大丈夫?」
思わず咳き込んでしまった私を心配そうに見る朱里。
私は水をガブガブ飲んで
「だ・大丈夫。もー、ビックリしたよー」
「ゴメン、ゴメン!でも、本当♪」
そう言って、ニコニコしながらお弁当を食べる朱里に私は笑いかける事しかできない。
7月に入って最初の金曜日。私はまだ朱里に恥ずかしくて言えずにいる。
「工藤〜君♪」
そして、言えずにいる間に来るようになった女の子。
今週から夏服に変わったのと同時に、下ろしてたサラサラヘアをお団子に変えた朱里がニコニコで言う。
「そんな事ないよ!もうっ!!お腹すいたっ!」
テキパキお弁当を広げモグモグ食べる私を朱里はクスクス笑って
「最近、ルイが可愛く見える♪あ!ルイっ!大丈夫?」
思わず咳き込んでしまった私を心配そうに見る朱里。
私は水をガブガブ飲んで
「だ・大丈夫。もー、ビックリしたよー」
「ゴメン、ゴメン!でも、本当♪」
そう言って、ニコニコしながらお弁当を食べる朱里に私は笑いかける事しかできない。
7月に入って最初の金曜日。私はまだ朱里に恥ずかしくて言えずにいる。
「工藤〜君♪」
そして、言えずにいる間に来るようになった女の子。