小春日和
ガンッ!!!!
夏目先輩の頭に見事ヒット!!
「――…っ~!!」
夏目先輩はその場にしゃがみ込んだ。
声にならないほどの痛みだったんだろう。
それもそのはず…。
飛んできた物は分厚い本。
夏目先輩の頭にぶつかった…いや、ささったιι
「何してんの!!」
「それはこっちの台詞だ!!痛ぇだろ!!」
夏目先輩は半泣き状態。
「梓…本…」
冷静に話しかけるキャプテン。
「あ!ごめん悠生!――はい」
穂波先輩は落ちている本を拾い上げキャプテンに渡した。
「その本ユウのかよ!!おい、ユウ!お前ちゃんと梓つなげとけよ!!何しでかすか分からねぇだろ!!!」
「無理言うな……」
穂波先輩は意外にもactiveな方でしたιι