小春日和
夏目先輩の着替えが終わりやっとのことで下校
「もう8時じゃん!」
「腹減った~」
確かにお腹すいた
「お前いつもあの時間に帰ってんの?」
「鍵返す日は」
「今度から鍵返す日は俺と一緒に帰ろ!」
「何で!?」
「危ないから!」
「危ない?何が?」
先輩は呆れ顔で言った
「ハル、自分の性別分かってる?こんな可愛い子夜遅く1人でいたら、襲われるぞ!!」
Σか……可愛い??
「へ…変なこと言わないで下さい!!」
びっくりしたぁ…
可愛いってどこをどう見て言ってんのよ//
「別に正直に言っただけだけど」
「いいですよ!言わなくて!」
「照れてる?」
「違います!!」
「可愛い」
「//////」
私はさっさと歩いていった
さらっとそゆこと言わないでよね
調子狂う……
良かった、暗くて…
私は顔が熱いのに気付いた
先輩はというと
普段と変わらず音楽を聞きながら歩いていた