小春日和
合宿
私がバスケ部に入部して数日たった
だんだんと仕事にもなれてきていよいよ明日は合宿
今は合宿前夜……
「よし!準備はだいたいいいな」
♪~♪♪~♪
ん?電話…
画面には
――夏目先輩
「もしもし……」
『こんばんは!』
「……こんばんは、どうしたんですか?」
『ん?特に用はないけど…』
用ないのに何で電話してくんだろう……
『明日の準備は出来た?』
「はい、だいたいは」
『早ッ!!俺まだ~』
それから、今テレビ見てるとかお笑い芸人がどうとかどうでもいい話ばかり聞かされて、かれこれ一時間経過……
「あの…先輩?そろそろ寝た方がいいんじゃないんですか?」
『え?あ――!!もう12時!!ごめん、ハル!』
「いや、私は平気ですけど…明日も合宿所着いたらすぐ練習ですから早めに休んだ方がいいと思いますよ!」
『そうだよな!さすがマネージャー!気ィきく!!』
「バカにしてます?」
『大マジ!!じゃあまた明日……おやすみ』
「……おやすみなさい」
そうして先輩との電話を終えて私はすぐ寝た
そう言えば……結局何で電話してきたのか分からなかったな………
まあ、いっか…