小春日和
そう思っていると、その先輩と目が合ってしまった。
やばッ、ちょっと見すぎたかな…。
すぐ目をそらして職員室から出ようとした瞬間…
『ぁあ―――!?』
いきなり叫びこちらを指差している。
振り返った目の前には、大きな先輩が私を見下ろしている。
デカッ………
『マジで!超ついてる、俺!!』
すごく嬉しそうに笑う先輩とは裏腹に私はただ呆然と立っていた。
何?私?
……あれ、この人よく見るとどっかで見たことあるような……
ん~と考えていると