刹那よりも限り無く
なぜあの時
私はタカシにそんなことを言ったのかわからない
思い出すと
恥ずかしいほど
夢見る少女だった
きっと
器用なタカシだから
うまく返してくれたんだ
驚いたのは
その次の日から
タカシが朝ジョギングをする1丁目の角で
待っているようになった
電信柱にもたれて
両手をポケットにつっこみ眠そうにうつむいて
目をつむってる
「タカシ君」
驚いて声をかけると
目を明けて
少し恥ずかしそうに笑った
私はタカシにそんなことを言ったのかわからない
思い出すと
恥ずかしいほど
夢見る少女だった
きっと
器用なタカシだから
うまく返してくれたんだ
驚いたのは
その次の日から
タカシが朝ジョギングをする1丁目の角で
待っているようになった
電信柱にもたれて
両手をポケットにつっこみ眠そうにうつむいて
目をつむってる
「タカシ君」
驚いて声をかけると
目を明けて
少し恥ずかしそうに笑った