大空〜伝えたい願い〜
萌々の声だ…。
「お母さん…待って…。」
泣いている…。
そういえば、なんで萌々この施設に来たのだろう…??
でも、そんなこと聞けないよね……。
私だって悲しい思いをしながら、生きてきたんだからね……。
「お母さん…待って…ねぇ…お願い…待ってよ…」
お母さんの夢だろう…。
お母さんがどこか行くのかな…??
お母さんの顔を知っているんだ…。私は会ったこともないから顔も分からない…。
おばあちゃんに聞くと…。
お父さんが事故で死んでお母さんは私をおいて違う男の所に行ったらしい……。
ひどすぎる…。
だけど、お母さんに会ってみたい。
自分のことを苦しくても、痛くても、産んでくれたお母さんに会ってみたい。
そう思っていたら、
「皆起きなさい!!」
山本先生だった。
皆が起き出した。
あんなに泣いていた萌々も、笑顔になっている。
そして、学校に着いた。
春香どうなったかな…?
と、思いながら教室に入ると、春香が肘をついて座っていた。
「春香おはよっ」
「茜…おはよ…」
「どうだった?」
「えっ…うん………きっぱし断られちゃった…」
「えっ…」
「ゴメン…俺他に好きなやついるから、付き合えないって…」
春香…。
「だから私大輝のことあきらめる…」
「えっ…」
「きっぱし断られたんだもの」
春香……今でも泣きそう…。
でも…どうしてだろう?私の心のどこかで、安心している…。
どうしてだろう……?
「私はあきらめる…!!茜の恋応援するよっ」
「えっ…ありがとう…」
春香……優しいね……。ありがとう……。
きっと、すごい悲しいんだろうね……。
「でも、前通り友達で、いよなって言ってくれたの」
「そうなんだ…。」
私は春香に笑顔ではげました。
チャイムが鳴って、岡本先生が来た。
私達はすぐに席に着いた。
すると大輝から、
「おはよっ茜」
「おはよ…」
大輝はめずらしく「おはよ」と言ってくれた…。
なぜか、ドキドキしてる…。
どうしてだろう…。
休み時間に私は春香に聞いてみた。
「ねぇねぇ…私ね…大輝を見てると…ドキドキするの…」
「えっ…それって…もしかして…」
「えっ何々?」
「恋だよ…恋…茜…大輝に恋してるんだよ…」
「えっ…私が…恋?」
「お母さん…待って…。」
泣いている…。
そういえば、なんで萌々この施設に来たのだろう…??
でも、そんなこと聞けないよね……。
私だって悲しい思いをしながら、生きてきたんだからね……。
「お母さん…待って…ねぇ…お願い…待ってよ…」
お母さんの夢だろう…。
お母さんがどこか行くのかな…??
お母さんの顔を知っているんだ…。私は会ったこともないから顔も分からない…。
おばあちゃんに聞くと…。
お父さんが事故で死んでお母さんは私をおいて違う男の所に行ったらしい……。
ひどすぎる…。
だけど、お母さんに会ってみたい。
自分のことを苦しくても、痛くても、産んでくれたお母さんに会ってみたい。
そう思っていたら、
「皆起きなさい!!」
山本先生だった。
皆が起き出した。
あんなに泣いていた萌々も、笑顔になっている。
そして、学校に着いた。
春香どうなったかな…?
と、思いながら教室に入ると、春香が肘をついて座っていた。
「春香おはよっ」
「茜…おはよ…」
「どうだった?」
「えっ…うん………きっぱし断られちゃった…」
「えっ…」
「ゴメン…俺他に好きなやついるから、付き合えないって…」
春香…。
「だから私大輝のことあきらめる…」
「えっ…」
「きっぱし断られたんだもの」
春香……今でも泣きそう…。
でも…どうしてだろう?私の心のどこかで、安心している…。
どうしてだろう……?
「私はあきらめる…!!茜の恋応援するよっ」
「えっ…ありがとう…」
春香……優しいね……。ありがとう……。
きっと、すごい悲しいんだろうね……。
「でも、前通り友達で、いよなって言ってくれたの」
「そうなんだ…。」
私は春香に笑顔ではげました。
チャイムが鳴って、岡本先生が来た。
私達はすぐに席に着いた。
すると大輝から、
「おはよっ茜」
「おはよ…」
大輝はめずらしく「おはよ」と言ってくれた…。
なぜか、ドキドキしてる…。
どうしてだろう…。
休み時間に私は春香に聞いてみた。
「ねぇねぇ…私ね…大輝を見てると…ドキドキするの…」
「えっ…それって…もしかして…」
「えっ何々?」
「恋だよ…恋…茜…大輝に恋してるんだよ…」
「えっ…私が…恋?」