今度は俺が恋をする
「十分暖かいから大丈夫です」



「つかマジでおまえ顔赤いけど具合悪いんじゃね?

熱計ってみたか?」


「計ってないです」


尊都先輩は、体温計を取りに行ってくれた。



凛先輩、さりげなく触ってるの胸なんだけど……。



動くに動けないし。


「ほらよ!」



「ありがとうございます」



体温計を受け取り、熱を計る時に布団の中をチラッと見た。


凛先輩、必死に笑い堪えてる!



「尊都先輩そっちのベッド空いてますよ?」



というか、早くどっか行ってくれないかな?




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