今度は俺が恋をする
そんなある日、学校へ行くともかが息を切らして私の名前を呼びながら教室に入って来た。



私は眠くて机に俯せになっていた。



「れあ!」



「れあ!起きて!
寝てる場合じゃないから!」



もか~、そんなに大きな声を出さないでよ~と思いながら眠い目を擦りながらもかを見た。



「なに?そんな大きな声だして~」



「れあ、あたし聞いちゃった!」




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