今度は俺が恋をする
凛先輩を間近にすると、心臓がドキドキする。



「凛先輩、何を買うんですか?」



久しぶりに話をするから緊張して少し噛みそうになった私。


ジュースの入った所のドアを開けて



「おまえは?先にいいぜ?どれにする?」



と言ってくれた。



「あ、あたしこれ……」



そう言って手を伸ばしたら、



「これか?
やっぱおまえはガキだなぁ~」



その距離がやたら近くて、凛先輩とくっついてしまいそう。


笑いながらミルクティーを取ってくれた。



凛先輩!
シャツが開いてる……恥ずかしい。




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