恋する二人の女の子 ─夢へ続く道─
そして、気づけば部活体験最終日になっていた。
廊下を2人で歩いていると先生とすれ違った。
「瀬川、早く部活決めろよ。今日中だからな」
「はーい」
その時、ちょっと不良っぽい先輩が横切った。
星弥はしばらくの間、その先輩を見つめていた。
「わー。今の誰?」
「えっ、今の?佐川先輩だけど」
「えっ、何で知ってるの?」
「テニス部の先輩」
「そーなんだ…。よし!決めた」
「え?まさかテニス部に入るつもりじゃ…」
「そうだよ。悪い?」
「なっ!わかってんの!?テニス部はマネージャー募集はないし、他の部活に比べてかなりきついんだよ!」
「わかってるって」
「本当に!?3年間一緒ってことも?」
「もち」
「…。わかった。辞めるなんて言えないからね」
廊下を2人で歩いていると先生とすれ違った。
「瀬川、早く部活決めろよ。今日中だからな」
「はーい」
その時、ちょっと不良っぽい先輩が横切った。
星弥はしばらくの間、その先輩を見つめていた。
「わー。今の誰?」
「えっ、今の?佐川先輩だけど」
「えっ、何で知ってるの?」
「テニス部の先輩」
「そーなんだ…。よし!決めた」
「え?まさかテニス部に入るつもりじゃ…」
「そうだよ。悪い?」
「なっ!わかってんの!?テニス部はマネージャー募集はないし、他の部活に比べてかなりきついんだよ!」
「わかってるって」
「本当に!?3年間一緒ってことも?」
「もち」
「…。わかった。辞めるなんて言えないからね」