恋する二人の女の子 ─夢へ続く道─
しばらくして。





「ごちそうさま」
「じゃあ、行こうか」
「うん。……でもこんな所でよかったの?」
「いいよ。聖佳は制限されてるし」



「自由に動けるようになるのはまだかな……」
「はい。今日はそんなことは口にしない」
「そうだったね」



足のことは何も考えずにゴールデンウィークは過ごして行こうと思っていた。





気持ちを入れ替えて楽しもうっと。
と、心の中で聖佳は思った。
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