恋する二人の女の子 ─夢へ続く道─
「春と夏は今度ね」
「うん」



遠い未来に何があっても、この曲があれば何でもできる。

聖佳達にとって宝のような曲だった。








カラオケから帰り。近くの喫茶店に寄った。






「山本瑠依の『Dearあなたへ』ってサビが春夏秋冬で違うの?」
「そうだよ」
「瑠依は中学を卒業して歌手を目指してて、高校は芸能科って言う学校がある学校に入学したの」
「ふーん。有名なんだ」
「まぁ、多少は」







「次、どこ行く?」


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