恋する二人の女の子 ─夢へ続く道─
「そりゃ、受かんないかもしれない……。けど!俺はやらないで諦めるのだけは嫌なんだ。……わかるよな?星弥」
「うん、裕太の夢なんでしょ?目標なんでしょ?」
「ああ」
小さい声だった。けれど星弥は確かに頷いた。
「ごめんな、星弥」
「ううん、頑張ってね。私も夢に向かって頑張てるんだもの裕太だけに、私の我が儘で諦めてほしくない」
「あぁ、もちろんだ。星弥」
何度も名前を呼んでくれて、裕太はピースをした。4人の中で頑張る時や成功した時、笑顔になるために決めたものだった。
星弥もピースをした。返すことで自分に言いきかせていた。
大丈夫。例え離れても心さえ、離れなければ、何も問題ない、と。
「うん、裕太の夢なんでしょ?目標なんでしょ?」
「ああ」
小さい声だった。けれど星弥は確かに頷いた。
「ごめんな、星弥」
「ううん、頑張ってね。私も夢に向かって頑張てるんだもの裕太だけに、私の我が儘で諦めてほしくない」
「あぁ、もちろんだ。星弥」
何度も名前を呼んでくれて、裕太はピースをした。4人の中で頑張る時や成功した時、笑顔になるために決めたものだった。
星弥もピースをした。返すことで自分に言いきかせていた。
大丈夫。例え離れても心さえ、離れなければ、何も問題ない、と。