恋する二人の女の子 ─夢へ続く道─
「やりたいことならやればいいよ。私達が決めることではないし」
「僕達は夢に向かって頑張っているんだ。裕太だけ夢と言うか目標に向かって頑張らない必要なんかないんだよ。裕太も頑張ればいいんだよ」
「そうだよ」
「あぁ、そうだな。何かすっきりした」
「それがはっきりと言えなかったのか?」
「言えなかったって言うか、馬鹿にされると思ったんだろうな……多分」
「馬鹿になんかしないのに」
「だよな」
「うん」
「よし、頑張るぞ」












長い夏休みは終わりを迎えた。


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