恋する二人の女の子 ─夢へ続く道─
翌週。
裕太の元に封筒が届いた。





「今日届いた。一緒に見よ、星弥」


と星弥に電話をする。






星弥と一緒だと聖佳も来る。そう自然と祐希も来る流れに。




4人は裕太の家に集まった。






「開けるぞ」
「うん」





ゆっくりと抜き出し、B5の紙に「採用」の文字が見えた。






「やった……。やったよ、俺!」

「うん。おめでとう!」
「おめでとう。裕太」
「おめでとう。裕太君」



「ありがとう。祐希、星弥、聖佳」





「今度は私達の番だね」
「そうだな」
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