恋する二人の女の子 ─夢へ続く道─
翌日。星弥、宮乃坂短大の入試日。





「本校を希望した理由は?」
「はい。保育士になりたいのですが4年ではなく、2年で早く子どもと触れ合いたいと思っていました。貴校では3年制であるので、2年制よりは学ぶ機会が長いというところに惹かれました」




「教義大学の付属ですが教義大学を受けましたか?」
「はい。受けました」



………………





「最後に、どんな先生になりたいですか?」
「はい。園児一人一人に頼れ、楽しいと思ってもらえる先生になりたいです」
「ありがとうございました。失礼します」



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