恋する二人の女の子 ─夢へ続く道─
「帰るか……」
「うん」





9時30分になった時、祐希と聖佳は帰宅した。一方、裕太と星弥はただそこにいた。





「帰るの?」
「うん」
「じゃあね、裕太」
「おぅ」





少しぎこちない。離れるというのに……。いや、だからこそ側に居て欲しいと思うからぎこちなくなってしまう。

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