恋する二人の女の子 ─夢へ続く道─
1週間後。教義大学の結果が出る日。





お昼を少し回った14時頃、チャイムが鳴った。








「松瀬さん郵便です」
「はーい」
「こちらになりますね」
「ご苦労様です」





封筒には『教義大学』と書かれ聖佳宛だ。
すぐに祐希を呼んだ。





「開けるよ」
封筒からゆっくりと抜いた。










封筒には『合格』の二文字が書かれている。



「おめでとう。聖佳」
「おめでとう」
「ありがとう。祐希君、星弥。また、三年間よろしくね」





「裕太に伝えようよ」





裕太は今、イギリスにいる。メールで伝える。






『聖佳。無事に受かったよ(^o^)/』




「聖佳。裕太からメール」


『良かったなーV(^-^)V

おめでとうo(^-^)o』


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