恋する二人の女の子 ─夢へ続く道─
4.地獄な日々へ
そして金曜日。
里中先輩は部活を早めに切り上げた。
もちろん、裕太にラブレターを渡すためである。
「本当にこれでいい?」
「はい。自信持って下さい」
何度も聖佳に確認をしてもらっていた。
そして、里中先輩はテニスが始まる前に手紙を裕太に渡した。
「鮎川君、これ読んでくれますか?」
「ありがとう」
渡せた嬉しさと恥ずかしさでいつものようにできなかった里中先輩だった。
里中先輩は部活を早めに切り上げた。
もちろん、裕太にラブレターを渡すためである。
「本当にこれでいい?」
「はい。自信持って下さい」
何度も聖佳に確認をしてもらっていた。
そして、里中先輩はテニスが始まる前に手紙を裕太に渡した。
「鮎川君、これ読んでくれますか?」
「ありがとう」
渡せた嬉しさと恥ずかしさでいつものようにできなかった里中先輩だった。