恋する二人の女の子 ─夢へ続く道─
しかし、中には『言うこと絶対聞かないといけない』と思い、いじめを行っている子が何人かいた。




その中の1人、野坂 由夏は心の底ではやりたくないと思っている。


しかし、やっぱり里中先輩に脅されていて、仲間外れを恐れてやめることができないでいた。
そして、誰にも相談出来ずにいた。





里中先輩がいる時に起こったいじめは無視が多く、何人かは暴力を加えたが、かすり傷程度済んだ。




大事にならなかったことは良かったことではあるが、裏を返せばいじめという事実があまり明るみにならないことを意味していた。

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