恋する二人の女の子 ─夢へ続く道─
「終わりました」




と言った瞬間、1時間目の終了を知らすチャイムが鳴った。



「ごめん。また、45分無駄にしちゃたね」
「そうですね…。ここの児童達は休み時間、何してるんですか?」
「うーん。児童によるけど基本的には、ここにいる子が多いかな。でも昼放課には軽度の子逹はプレイングルーム(校内にある芝生の遊び場)で遊んでいるし、ごくまれに軽度以外の子も行くけどね」
「そうですか…。外で遊ぶことはないんですか?」
「ないですね」




チャイムが鳴った。



「それじゃあ、2時間目からは普通に体験して下さい」
「わかりました」




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