欲張りなすき・・・
プロローグ
あの時、あの子を守っていたら、

君との日々はなかった。



君との日々を過ごしている時、

あの子は手に傷を作った。



あの子の手をとったために、

君をたくさん泣かせてしまった。



戻れるなら、どこからやり直したい?

そんなこと、考えたこともない。



あの日があったから、

あの子にあえて、君と過ごせた。



あの日があったらから、

かけがえのない友にも出会えた。


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