欲張りなすき・・・
「よお!」

翔は大学の正門の前でメガネの男に声をかけた。男は驚いてもっている本を落とした。顔はかなり怯えている。
翔は男の落とした本を拾いながら「話し、しようぜ」と逃げようとする男の腕をつかんだ。

「聞かれちゃまずいだろ。人の少ないところ連れてってくれよ。」

翔がそういうとメガネの男はおどおどしながら翔を学校の中に連れて行った。

「あんまりおどおどするなよ。別にとって食うわけじゃないし。皆に変に思われるぜ。っというか皆見ているぞ、普通にしろよ。」

「違うよ。君がカッコイイからだよ。」

「はあ?」

「さっき、校門の前にかっこいい人がいるって女の子が噂していたから」

「おおー光栄ですね。^^」


「ここなら今日はもう誰も来ないです。」

メガネの男は翔を自分のゼミの研究室に連れて行った。
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