欲張りなすき・・・
「先生!さよなら」
後ろから愛莉の声が聞こえてきた。
(やっと着た!)翔は振り向くものかと知らん顔を決めた。
「翔、お待たせ」
翔はワンテンポ遅れて振り返る。
「おせ~よ!」
「ねえ、翔の彼女~さっき話していたのは先生?」
「そうだよ・・・えっと(だれ?)」
「俺?翔と同じクラスの相川 雄哉。よろしく!」
「私、杉浦愛莉。よろしく」
教室に入って、一番初めに翔に声をかけたのが彼、相川雄哉。背が高く都会的な雰囲気の男の子だ。翔と並ぶとまるで何かのユニットのようだ。
「へえ~この子が翔の彼女かぁ。可愛いね。」
「おい!行くぞ!」
「おっ!翔怒っちゃいや~よ~~~~(女声)」
「ふふ♪ 相川君て、面白いね」
今日はあの人を探せない、それが今の翔にとっては一番大事なこと・・・翔は少しばかり不機嫌になっていた。
「ところでさあ。杉浦さんの先生ってすごく可愛いね。副担任?」
「そうだよ。お人形さんみたいだよね。今年卒業したばかりの新卒だから3つ上。」
「いいなあ~俺のクラスなんて副担、結構年いっているぜ。なあ翔!俺達もあんな若くて可愛い先生がいいよな。」
「えっ?ああ~おれ見ていないぜ。愛莉の先生。」
そんなに可愛いのなら愛莉が来た時、もったいぶらないですぐに振り向けばよかったと、翔は少し後悔した。(学校が始まればそのうち見ることが出来だろう・・・それより今日はあの人探すのは無理か。)
翔はまだ気がついていない。3m後ろにいた人が誰なのか。
後ろから愛莉の声が聞こえてきた。
(やっと着た!)翔は振り向くものかと知らん顔を決めた。
「翔、お待たせ」
翔はワンテンポ遅れて振り返る。
「おせ~よ!」
「ねえ、翔の彼女~さっき話していたのは先生?」
「そうだよ・・・えっと(だれ?)」
「俺?翔と同じクラスの相川 雄哉。よろしく!」
「私、杉浦愛莉。よろしく」
教室に入って、一番初めに翔に声をかけたのが彼、相川雄哉。背が高く都会的な雰囲気の男の子だ。翔と並ぶとまるで何かのユニットのようだ。
「へえ~この子が翔の彼女かぁ。可愛いね。」
「おい!行くぞ!」
「おっ!翔怒っちゃいや~よ~~~~(女声)」
「ふふ♪ 相川君て、面白いね」
今日はあの人を探せない、それが今の翔にとっては一番大事なこと・・・翔は少しばかり不機嫌になっていた。
「ところでさあ。杉浦さんの先生ってすごく可愛いね。副担任?」
「そうだよ。お人形さんみたいだよね。今年卒業したばかりの新卒だから3つ上。」
「いいなあ~俺のクラスなんて副担、結構年いっているぜ。なあ翔!俺達もあんな若くて可愛い先生がいいよな。」
「えっ?ああ~おれ見ていないぜ。愛莉の先生。」
そんなに可愛いのなら愛莉が来た時、もったいぶらないですぐに振り向けばよかったと、翔は少し後悔した。(学校が始まればそのうち見ることが出来だろう・・・それより今日はあの人探すのは無理か。)
翔はまだ気がついていない。3m後ろにいた人が誰なのか。