灰色の竜胆
壊れた日常


バイトの時間。


俺は原チャに跨がり
エンジンキーを回したが
どうやら故障しているらしい。
エンジンが全くかからない。


「くそっ」

昨日の夢をまだハッキリと覚えている
気持ち悪さもあって、
俺は朝からイライラしていた。


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