天然姫様と秘密の王子様
「……て、柳城くんじゃん♪
柳城くんもお土産買ってたんだぁ」
…今の間はなに?
不自然にちあちゃんの言葉が止まったのは。
笑い方もおかしいよ…
「ちあちゃ「じゃ、私行ってるね!遥早ちゃんは彼氏と帰りなねー」
私の言葉を遮って、ちあちゃんは叫んだ
そのまま、走って帰っていく
「な、に…?今の……」
まだ、ちあちゃんの気持ちが分からなかった私
そんな私を柳城くんが見ていた…
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