天然姫様と秘密の王子様





屋上に行くと、涼しい風がスカートをなびかせた




私たち2人は黙ったまま。


どうしよぉ、何か話さなきゃ!

私が連れてきたのに!





スウッと息を吸って、言葉を口にした。



「舞花さぁ、あの人のことなんてどうでもいいんでしょう?」


「あーうん。」


「なんで睨んだりするの;;」


「なんかライバル意識もってたからw」


「どんなw」


「あんな。」




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